損しない保育園選び方

育児

働くママの味方!?認定こども園と保育園の違いとは?

保育園は、主に0歳から未就学児(6歳まで)を対象とした施設です。保育時間は通常、朝から夕方までで、長時間の預かりが可能です。保育園は、仕事をしている保護者をサポートするため、延長保育や夜間保育を提供することが多いです。また、子どもたちの基本的な生活習慣や社会性を養う活動を中心に行います。

一方で、認定こども園は保育園と幼稚園の機能を兼ね備えた施設です。0歳から就学前の子どもを受け入れ、保育と教育の両方を提供します。認定こども園は、保育時間が長いことに加え、幼稚園のような教育プログラムが充実しており、子どもたちが小学校に入る準備をする場としても重要な役割を果たします。

保育園は基本的に働く親のための施設であるのに対し、認定こども園は教育の要素も強く取り入れている点が大きな違いです。また、認定こども園は国の認定を受けて運営されているため、保育の質や教育の内容が一定の基準を満たしていることが保証されています。

お子さんに合った環境を選ぶためには、各施設の見学や具体的な保育・教育内容の確認が大切です。どちらの施設もお子さんの成長と発達を支えるための大切な場所ですので、ニーズに合わせて最適な選択をしてください。

公立・私立の違いと比べるポイントとは?

これは、鹿嶋市にある保育園や認定こども園等のそれぞれの数を表した図になります。
全体的にみると意外と「私立」が多くないでしょうか?
私自身が公立の保育園に預けられていた事もあり、最初は公立を希望していました。
(それに、私立って何かとお金がかかるイメージだったたので金銭的に不安を覚えてしまいました)

ですが、最初に申し上げておくと、保育園も認定こども園も保育料の金額は変わりません。
理由は、世帯ごとの市民税の金額に応じて階層が決定しているからです。(地域型保育事業所も含む)
ただ、行事の数や必要な物品はその施設毎に違っており、全体的に私立の方がより充実している印象ではありますので、費用は若干上乗せでかかります。また、開園時間も私立の方が早い傾向がありました。
朝早くから出勤しないといけないママとって、何時から預けられるかはとても大事ですよね。
『家であまりイベントとか難しい』等の事情があったり、保育園での行事に重きを置いてるママさんはそういった点に着目して決めるのもいいかもしれません。
大事なわが子を預ける訳ですから、お互い納得がいく場所に決めましょう!

入園を申し込める条件と入れる施設の種類とは?

保育園や認定こども園を入れるのには、以下の条件を満たす必要があります。

・月64時間以上働いている
・ママが妊娠中か出産直後
・保護者がケガや病気で療養中か心身に障害がある
・同居または長期入院などをしている親族を常に看護、介護している
・震災やその他の災害の復旧をしている
・求職や学校等の就学をしている
・育児休業中で継続的に必要な場合
・その他、特別な理由で保育ができない場合

私達夫婦は「月64時間以上働いている」という項目が該当しています。
この条件の場合、お互いに就労証明書等の書類を職場で記載してもらい、市役所の幼児教育課に提出する必要がありました。
こうした書類も結構ありますので、何が必要なのかを早めに把握しておくと、後で慌てなくて済みます。(職場によっては、事務作業って意外と時間がかかったりしますからね。ちなみに、次年度継続の意思がある場合は、11月頃に『就労証明書』の提出が求められました。この流れについてはまた後程詳しくお話します。)
実際自分がどれに該当しているのかは、幼児教育課に問い合わせ(電話・メール)をしてみると親切に教えてくれました。また、詳しい内容等も『鹿嶋市HP』や『鹿嶋市子育て応援ブック のびのびかしまっこ』にも記載がありますので、それを参考にするといいかと思います。

『保育園・地域型保育事業・認定こども園』の新年度の申し込みは、鹿嶋市の幼児教育課へとなっており、毎年11月頃に行われています。(日時の情報は10月頃には出ているみたいなので、その頃から鹿嶋市のHPをチャックしておくといいですよ!)
ただし、住んでいる住所毎に申し込み日が違う為、日付にはよく注意してください。

今年度の入所希望の場合は、入所を考えている前月の10日までに申し込みを済ませなけれあなりません。これは、幼児教育課へ直接手続きとなります。
ただ、個人的な感想にはなりますが、年齢等によっては途中入園のハードルは中々高そうな印象も受けました。(実際うちは3か月以上かかりました)
 待機児童という言葉を耳した事もあるかと思いますが、自分もその立場になった時は結構焦りました。というのも、待機児童は都会など特に人口が多い地域の話であって、地方の方は関係ないと思っていたからです。ですが、子どもの年齢によっては、入所を受け入れてくれる枠自体が少ない印象を受けました。職場復帰を考えているママさんは、この先も決まらないんじゃないかと焦ってしまうかもしれません。ですが、根気強く相談したり、入所が厳しい時の代替案を夫婦で考えておくと少し気持ちに余裕がもてるのでお勧めです。

近くにご実家があったり、夫婦以外のサポート先も確保しておくと精神的に楽になります!
継続的には難しいですが、一時的に預かってもらえる『ファミリーサポートセンター』や『子育て短期支援事業』等の行政のサポートもありますので、まずは相談してみるのが大事だと思います。

鹿嶋市にある保育所とそれぞれの特徴について

これは令和7年度の新入生を募集している保育所一覧になります。
休園等の理由がある所は記載していないので、ご了承ください。
(あくまで参考資料となりますので、詳しい内容等については必ずご自身でご確認いただきますようお願いします)

こうしてみると、受け入れ人数に差がある事が分かります。0~2歳を主に預かっている所(小規模保育事業所・家庭的保育事業所)は、20人以下という人数なので、状況によってはかなり入りづらい印象を受けます。(家庭環境等を考慮されて園が決まる事があるため)
 私達は早くの仕事復帰を望んでいた為、受け入れ年齢を特に重視していましたが、途中入園ではかなり苦戦しました。何故なら、低年齢の受け入れ数が他の学年に比べて圧倒的に少ない事が多い事があるからです。更に我々が途中入園を希望していた時期は、『感染症流行シーズン』というダブルパンチに見舞われ、希望していた園を泣く泣く諦めるなんて事がよくありました。(保育所の先生も感染症にかかり、スタッフの人数が足りず受け入れ困難という理由を聞きました)なので、途中入園を希望される場合は、この時期的な問題もあるので、そこを見越していつ入園を希望されるかを考えるといいかもしれません。
特に私は小規模の職場で働いており、復帰を考えていた矢先だった為、保育園が決まらない毎日に胃がキリキリする思いでした・・・。今思い返すと、一日でも子どもと一緒にいれる事の方がよかったんですが、初めての保育園で先を見通せない焦りがありました。
実際、保育園を申し込む時に第6希望まで書きますが、時期によってはどこも受け入れ不可も普通にありました、もしある程度どこでも大丈夫というのであれば、少しでも確率を上げる為に受け入れ人数が多い所を選ぶと入れる可能性が少し上がるかもしれません。

詳しい保育所情報はこちらにまとめてありますので、よかったらご覧ください。

何をみて選べばいい?損しない保育所の選び方とポイントとは

保育園を選ぶ際の重要ポイント

保育園を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが大切です。これらの点を総合的に検討することで、お子さんに最適な保育園を見つける手助けになります。

1. 位置とアクセス

保育園の場所は非常に重要です。毎日の送り迎えが楽になるよう、自宅や職場から通いやすい場所にある保育園を選びましょう。通勤途中に立ち寄れる場所にあると、忙しい朝夕の時間帯でも負担が少なくなります。
自分たちは家から5分もかからない場所に決まりましたが、これが大正解でした!
朝は何かとバタバタと準備に追われるので、いかに時間を削れるかは重要なポイントです。

2. 保育時間と延長保育

保育園の開園時間が自分の勤務時間に合っているかを確認しましょう。特に、延長保育があるかどうかや、緊急時に対応できる体制が整っているかは重要なポイントです。長時間の勤務や不規則な仕事の場合、柔軟に対応してくれる保育園を選ぶことが必要です。

3. 保育方針とプログラム

保育園ごとに異なる保育方針や教育プログラムを確認しましょう。例えば、遊びを重視する園や、早期教育に力を入れている園などがあります。自身の育児方針やお子さんの性格に合った保育園を選ぶことが大切です。また、園の日常の活動内容や年間行事についても確認しておくと良いでしょう。

4. 保育士の質と園の雰囲気

保育士の質や園全体の雰囲気も重要なチェックポイントです。保育士がどのように子どもたちと接しているかを見学時に観察し、安心して子どもを預けられるかどうかを判断しましょう。また、保育士の資格や経験、研修制度についても確認しておくと安心です。

5. 安全対策と衛生管理

園内の安全対策や衛生管理がしっかりしているかを確認しましょう。例えば、施設の清潔さ、事故防止のための設備、災害時の避難計画などが整っているかどうかがポイントです。また、保育士の応急処置や救命救急の知識についても確認すると安心です。

6. 設備と環境

施設の設備や環境が充実しているかも重要です。広い遊び場や清潔な室内、適切な遊具が揃っているかなどをチェックしましょう。外遊びの機会が多い保育園や、自然に触れられる環境が整っている保育園は、子どもの成長にとってプラスになります。

7. 口コミや評判

実際にその保育園を利用している親からの口コミや評判も参考になります。ネットの口コミサイトや地域の情報交換掲示板などを活用し、保育園の実際の様子や問題点について情報を集めましょう。また、知り合いに直接話を聞くことも有益です。

 以上のポイントを踏まえ、複数の保育園を見学し、自分とお子さんに最適な保育園を見つけることが大切です。保育園選びはお子さんの成長と家族の生活に大きな影響を与えるため、慎重に検討してください。沢山見学したり、電話等での問い合わせで不安を解消できるのも選ぶ時に重要なポイントになります。どの保育園を選んでも、お子さんが安心して過ごせる環境を提供できるように願っています。

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